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売れる時間帯を把握している
【リピーターを増やすために従業員教育が重要】
コンビニエンスストア(CVS)の売り上げを増加させるには、客数を増やす、客単価を増やすことが基本です。
そして、CVSは何度も利用してくれる常連客(リピーター)の多いことが特徴です。
さて、あなたに質問です。
あなたの自宅の近所。同じ距離で同じブランドのコンビニがありました。どちらも、品ぞろえ、立地、クレンリネス(清掃)もしっかりしています。違うのは店員だけ。
いつ行っても愛想がなく、笑いもしない店員ばかりの店。
かたや、いつ行っても店員の笑顔と元気が店内にあふれていて、気持ちのいい接客をしてくれる店。
あなたなら、どちらの店に行きますか。
そう、どんなに品ぞろえがよくても、店員の態度が悪い、気に入らない店に常連客は生まれません。または離れていきます。
【コンビニの売れる時間帯を把握しよう】
CVSの売れる時間はいつかご存じですか。
駅前、郊外、ビジネス街、街中のように店の立地にもよりますが、朝の通勤時間、昼休み時間、そして夕方から夜にかけての帰宅時間という、三回の「売れる波」が存在します。
では、朝・昼・晩の三回の波のなかで、いちばん金額的に売れるのはいつでしょう。
朝は通勤でみなさん急いでいます。ゆっくり買い物をしている時間はありませんし、なによりも重い、たくさんの荷物は持ちたくありません。つまり、あまり売り上げになりません。
客単価は低いのに、たくさんのお客様が押し寄せるため、アルバイトも多めに雇わなくてはなりません。儲からないのに人件費はかかります。
昼はどうでしょう。昼食にファストフードが売れますけれど、余分な買い物をする人はいません。
実は、仕事を終えてからゆっくりと買い物をしたい、酒でも買って自分にご褒美をしたいと考える人たちがやってくる時間があります。
それが、17時から22時の間です。
たくさん買ってくれるお客様が、だらだらといつまでもお店に入ってきます。パチンコで言えば確率変動。フィーバータイムなのです。
儲かっているCVSは、この時間帯をとても大切にしています。
【売れる時間こそ、経営者が店頭に立とう】
オーナー(経営者)の中には、「深夜シフトこそオーナーや店長が入るべきだ」と考える人がいます。
理由は、深夜は時給が高いから。強盗などは深夜に起きるから。けれど、それではいつまでたってもCVSで成功できません。
オーナーこそ、一番売れる時間帯の17時から22時に店頭にたち、たくさん買ってくれるリピーターに顔を売り、気持ちのよい接客をすべきです。
そして常連さんが、いつも何を買ってくれるのか。その大切な時間に何が欠品しているのかを把握し、対処しなければなりません。
また深夜には、売り場の変更という重労働があります。オーナーがヘトヘトになるよりも、若い力のあるアルバイトに作業してもらうほうが効率的です。
【欲しい商品がなければ、お客様は買わない】
いくら店員の接客技術が向上し、店舗のクレンリネスが完璧でも、売れないときがあります。
それは、お客様が探している商品がない、欲しいものがないときです。
いくら店の立地がよくても。いくら人気のあるブランドでも。清掃が行き届いていても。最高の笑顔で接客しても、欲しいものがなければ売れません。
商売の基本は「商品の品ぞろえ」です。忘れないでください。