良いスーパーバイザーがいる

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良いスーパーバイザーがいる

 

【スーパーバイザーと二人三脚】

 

コンビニエンスストア(CVS)本部によって呼び名はかわりますが、スーパーバイザー(SV)は加盟店の指導と援助をおこないます。

 

売れている店ほど、スーパーバイザーを上手に使っています。なぜなら、フランチャイズシステムは、加盟店が本部から「成功ノウハウ」を使わせてもらうから成功するシステムだから。

 

そして、その成功ノウハウがしっかりと実践されているかをチェックするのがスーパーバイザーです。

 

 

 

【売れないコンビニオーナーのお話】

 

「本部が何もしてくれない」

 

これが売れないオーナー(経営者)が口にする台詞です。立地も問題なく、ブランド(本部)もトップレベル。なのに、その店は売上がよくありません。

 

スーパーバイザーが店に行くたびに指導をしたことは

 

・クレンリネスをしっかりして清潔な店を作る
・売り場をキレイに保つ
・欠品を補充するように
・スタッフのユニホームが汚れているので清潔に
・スタッフの接客態度がよくない

 

でした。けれど、その状態は改善されず、ますます売上は下がります。とうとう、別のオーナーがその店を経営することになりました。

 

いま、その店は大繁盛しています。同じ成功ノウハウを使いながら、どうして差がでたのでしょうか。

 

新たなオーナーは、スーパーバイザーに指導されたことを素直に聞き、実行しただけです。

 

ブランドや成功ノウハウは同じでも、実行するのは人間。オーナーやスタッフに、やる気がなければ成功しません。

 

 

 

【良いスーパーバイザーの見分け方】

 

コンビニの成功は、立地、ブランド選択、スーパーバイザー、オーナーの質があります。

 

本部と加盟店をつなぐスーパーバイザーの質が低かったり、やる気がなければ、成功も遠くなります。そこで、良いスーパーバイザーの見分け方をお教えします。

 

・本部のマニュアルとシステムに精通している

 

オーナーの質問や相談に応えるためにも、本部のマニュアルとシステムに精通していなければ話になりません。

 

・加盟店の経営資源を把握している

 

担当となる加盟店の経営資源をスーパーバイザーは把握していなければ、話になりません。経営資源とは、スタッフ(人)、物(商品や設備)、金(売上など)、情報(商圏や競合店など)です。

 

・理路整然とした説明ができる

 

良いスーパーバイザーは、オーナーを説得する度量をもっています。感情論だけでなく、データなど理路整然とした納得できる説明ができます。

 

 

 

【スーパーバイザー、6つの役割】

 

スーパーバイザーには6つの役割があります。

 

・コミュニケーション(本部と加盟店の意思を伝達する)
・コンサルテーション(オーナーに経営の助言を与え、支援をする)
・カウンセリング(経営以外の相談に乗る)
・コーディネーション(本部と加盟店の調整を行う)
・コントロール(契約と成功ノウハウに基づいた運営を行うよう監督する)
・リサーチ(競合店調査などをする)

 

 

 

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