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フランチャイズ方式とは
【フランチャイズビジネスとは】
フランチャイズビジネスとは、本部であるフランチャイザーと加盟店のフランチャイジーが個別の事業主として契約を締結して、その契約にしたがって店舗を運営していくもの。
簡単にいえば、本部と契約して加盟店になり、成功ノウハウや流通システムを教えてもらう、使わせてもらうかわりに、一定のお金(ロイヤルティ)を支払うこと。
ただし、本部と加盟店は「本店と支店」「会社と従業員」の立場ではありません。あくまでも、両社は別の事業主であり、法律上は対等の関係です。
本部は、加盟店に特定の地域での営業権、のれん(セブンイレブンやローソンという名前と看板)の使用権を与えてくれます。
本部と加盟店が取引するものは、以下の3つ。
・商標
ロゴマークやチェーン名などの商標を使えます。全国的に有名なチェーンの名や看板を使うことで、同じイメージで店舗が運営できます。最初からお客様もあなたのお店を信用して利用してくれるのです。
・経営ノウハウ
誕生から約40年間、培ってきたコンビニエンスストアの成功ノウハウやデータの提供を受け、活用できます。本部が開発した生産・加工・物流・販売などの経営ノウハウも使えます。
・経営指導や援助
本部の決めたイメージや理念、サービスを加盟店にも徹底させるため、本部が加盟店に対して経営指導や援助をします。店舗指導員であるスーパーバイザーが来店し、定期的に実施します。援助としては、POSの無料貸与などがあります。
ほかにも本部は、加盟店にかわって全国規模での広告宣伝を打ち、加盟店に商品供給体制も使わせてくれます。新商品の企画、設備の提供、スーパーバイザーを派遣しての経営指導もしてくれます。いたれりつくせりで、たとえコンビニ経営をしたことのないオーナーでも店舗を運営できます。
一方、加盟店は商品の発注をふくんだお店の経営(接客・清掃・従業員の採用)などを行います。
【コンビニはフランチャイズ方式で店舗を拡大】
セブンイレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートなどのコンビニ各社は、フランチャイズチェーン方式で店舗網を拡大してきました。
全国に短期間で店舗を拡大するには、とてつもない資金と人材が必要になります。フランチャイズ方式を採用することで、本部は資金をおさえながら、店舗を拡大することが可能になりました。
よく「フランチャイズは本部だけが儲かる仕組みだよ」というものがあります。確かにそれは否定しません。フランチャイズ本部のおもな収入は、加盟店からのロイヤルティ収入です。ロイヤルティとは、加盟店の利益の一部を本部に分配するもの。
本部は、加盟店の利益が上がるほど収入も増えます。ゆえに本部は加盟店の業績を上げることに熱心です。
つまり、フランチャイズシステムは共存共栄のシステムなのです。