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フランチャイズのデメリット
【フランチャイズシステムのデメリット】
独自開業と異なり、フランチャイズは本部の選択で、成功する・しないが決まってしまいます。
「ブランド選択で4割が決まる」でも書きましたが、コンビニを利用するお客様の4割以上が、行くコンビニのブランドを決めています。
よほど、旅先で他に店がみつからないなどの理由がなければ、浮気もしません。
もちろん、いくらブランドが優れていても「売れない立地」では売れないので注意が必要です。
優れた本部は、売れる立地を探し当てるアンテナも高く張っています。逆に、立地探しがいいかげん、アンテナの感度が低い本部だと開業前から失敗が決まりかねません。
【バイタリティ豊かな起業家にむかないフランチャイズのシステム】
標準化されたシステムを運営するため、加盟店独自で創意工夫できる余地が非常に少ないのがフランチャイズシステムの特徴です。
本部の加盟店になることで、加盟店は様々な制約を受けます。自分の勝手で動いたり、ブランドイメージを損なうような行動はできません。
自分でなんでもかんでもやらないと気がすまない。独自性や個性を発揮したい人は、フランチャイズでの起業にはむいていません。
【本部がイメージダウンすると、加盟店もイメージダウンする】
たとえば本部が倒産すれば、加盟店にも影響がでます。本部が何か事件を起こしたばあい、同じように加盟店もダメージを受けます。
【加盟金やロイヤルティが高い】
成功ノウハウや、のれんを借りているのでしかたありませんが、ロイヤルティが持っていかれるところは持っていきます。加盟店のフランチャイズ契約時に、よく説明を聞き、納得して契約を結びましょう。
【本部への依存心が強くなる】
成功ノウハウの提供など、本部は加盟店に手厚いサポートをしてくれます。だからといって、自分で考えなくていい、行動しなくていいわけではありません。
【競業避止義務】
契約が終了した、店をやめても、一定期間は同業態での営業が禁止されます。
【どんな人がフランチャイズに向いている】
フランチャイズに向いている人は、本部の指導員であるスーパーバイザー、またはお客様の意見や指摘を素直に聞けるひと。
年齢や立場にかぎらず、素直で前向きにアドバイスを聞き、そのアドバイスを素早く実行する人。そして創意工夫を忘れずに改善をする。何かあったときは原因を他人や外にもとめず、常に原因は自分の内側にあると考えるひとです。
そして商売である以上、明るく接客ができなければいけません。
接客が好きでもないのに「儲かるから」という理由でフランチャイズに加盟すると、サービスレベルが低下した店になり、客足が遠のきます。待っているのは閉店です。
【FC屋、開業屋にご用心】
加盟店を増やし、加盟料を手に入れるための本部も存在します。加盟料が安い本部ほど、開業してからのサポートが何もないことがあります。